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株主優待が導いた経験投資の旅

こんにちは、ルンです!普段は株主優待を使って、外食をするのが趣味です。

優待きっかけで遠出することもあります。今回は白老町を紹介します♪
北海道の中央南部に位置する白老(しらおい)町。

札幌から車で1時間20分弱、隣接する苫小牧からも30分程度の距離にありながら、これまで立ち寄る機会が少なかったこの町を訪れるきっかけとなったのは、ある企業の株主優待でした。
目的は優待を使うことでしたが、「せっかく来たのだから」と、アイヌ文化復興・創造の拠点「ウポポイ(民族共生象徴空間)」の中までしっかり堪能するという、まさに経験投資の実践となりました。

日本の多様な文化に触れ、さらに地元の絶品グルメとアートまで楽しむ、白老満喫レポートをお届けします。
アイヌ文化を体感するウポポイ

「ウポポイ」はアイヌ文化を学び、体験できる国立施設です。優待券を利用して中に入ってみると、その規模とコンテンツの充実に驚かされます。

民族共生象徴空間には、伝統的なチセ(家屋)が並ぶ集落や、豊かな自然の中でアイヌの文化や歴史を体感できます。また、伝統舞踊や語りを聞いたり、木彫りや刺繍などの工芸体験に挑戦したりと、座学だけではない「体感」できるプログラムが豊富です。
優待を使うためだけの訪問が、日本の文化の多様性を深く知る貴重な経験投資となりました。
立ち寄り必至!白老の絶品立ち寄りスポット
ウポポイで文化と歴史を学んだ後は、白老の豊かな自然が育んだグルメと、刺激的なアートに触れるスポットへ立ち寄りました。
卵の美味しさが凝縮!マザーズ+
白老を訪れたら必ずチェックしたいのが、新鮮な卵と卵のスイーツが人気の「マザーズ+(プラス)」です。

新鮮なとれたて卵を段ボールで販売しています。この卵を求めて、多くのお客さんが足を運ぶお店です。

24時間買うことができる卵の自販機もあるよ。
また、こだわりの製法で作られた卵をふんだんに使ったスイーツは、お土産や贈り物にも最適です。
必食スイーツ:プリンソフト
テレビでも紹介された人気店で、スイーツへのこだわりも格別です。
生みたての上質な卵をたっぷり使い、卵の味わいが凝縮したプリンやロールケーキ、シュークリームなど、スタッフが一つ一つ丁寧に手づくりしています。

特に店内で販売されているプリンソフトは、見た目のインパクトもさることながら、濃厚な卵の風味とソフトクリームのバランスが絶妙な逸品でした。新鮮な卵をたっぷり使用しているため、濃厚なのに後味がくどくなく、ぺろりと食べられてしまいます。
<よこすと食堂も併設>
マザーズがある白老町社台周辺の土地は、アイヌ語で「ヨコスト」と呼ばれ、その地名にちなんだ店名です。
「よこすと食堂」では、生みたての卵を使った絶品の「たまごかけご飯」や、ぷりぷりの黄身が踊る「地鶏親子丼」などが楽しめます。卵を割って食べる十割蕎麦もおすすめです。


次回はこちらでお昼を食べてみたいです。
| 施設名 | マザーズ+(プラス) |
| 住所 | 白老郡白老町字社台289番地1 |
| 営業時間 | 10:00〜18:00 |
| 定休日 | 第1、第3火曜日 |
※2025年10月現在の情報
アートとクラフトビール
もう1つおすすめのスポットが、クラフトビール醸造所とアートギャラリーが併設されたユニークなスポット「The Old Grey Brewery」です。

こだわりのクラフトビール
こちらのビール造りは、地域の魅力を最大限に引き出すこだわりが満載です。
- 地域原材料: 十勝産麦芽と白老産エント茶を使用。地域の原材料を仕入れて商品化に取り組んでいます。
- 製法へのこだわり: 発酵の過程で得られた二酸化炭素を容器内に留める「ナチュラルカーボネーション」にこだわります。これにより、キメの細かい炭酸と泡をつくり出し、クリアな味わいを実現。
- 熟成期間: 全てのビールは60日以上熟成させ、最高の状態で提供されています。
ギャラリーとの融合

醸造所に併設された「brew gallery」では、様々なアーティストとコラボレートしたアート・ラベルのビールも展開。ビールやブリュワリーの世界観を、一緒に楽しむことができます。
アート作品が飾られた空間で味わうクラフトビールは、まさに五感を刺激する経験投資。特別なギフトにもおすすめです。

今回はバイクだったので断念しましたが、店内で飲むクラフトビールは絶対美味しいはず!


アート缶を持ち帰りしました♪
苫小牧への寄り道
白老は苫小牧から車で30分ほどの距離にあり、バイクでの移動も快適です。白老と苫小牧を同時に楽しむ工程も楽しいです。
実は苫小牧へも株主優待(苫小牧イオンのフードコート利用)を目的として、札幌からバイクで訪れたことがあります。
苫小牧港まつりとスケートリンク
苫小牧訪問時には、ちょうど港まつり(2025年8月2日)が開催されており、広い敷地内に多くの出店が並び、賑わいを見せていました。

さらに、会場近くのスケートリンクでは高校生のアイスホッケー全国大会が行われていました。
試合を観戦する時間は合わなかったものの、リンクには自由に出入りでき、観客席から「生のリンク」を間近で眺めるという貴重な体験ができました。


スケートの街、苫小牧ならではの体験でした。

ぜひ試合も生で観戦してみたい!
湖畔の憩いの場所
私たちはバイクで移動することが多いので、休憩スポットに立ち寄ることも楽しみです。
苫小牧や白老を訪れる際に必ず立ち寄る湖畔の休憩エリアは、支笏湖畔(千歳市)にある「ポロピナイ食堂」。

苫小牧から支笏湖までは山道を少し走りますが、その先には雄大な景色が広がっています。

人気メニューはチップ
ポロピナイ食堂の魅力は、天然ヒメマス料理です。
ヒメマスは鮭科の中でも美味とされる紅鮭が海へ下りず、一生を淡水で過ごす品種で、北海道では「チップ」の愛称で高級魚として珍重されています。
ここでは、そのチップをリーズナブルな価格で堪能できるため、シーズン中(夏)は大変混雑しています。

天気のいい日はぜひテラス席を!

冬の間は休業しています。
株主優待を経験投資のトリガーに
私たち夫婦が各地の祭りや観光名所へ積極的に行くのは、ビル・パーキンスの著書『DIE WITH ZERO(ダイ・ウィズ・ゼロ)』に感銘を受けたことがきっかけです。
単なる資産運用だけではなく、「体力があるうちに、経験という財産に投資する」訓練を兼ねています。
今回は株主優待という経済的なトリガーを利用し、本来の目的以上の価値ある文化体験やグルメを味わうことができました。
白老でのウポポイ体験、絶品グルメ巡り、そして苫小牧での祭りや競技施設との出会いは、体力があるうちに楽しむべき貴重な時間となりました。
これからも、時間と体力を「今」という最高の瞬間に投資し、経済的なきっかけも逃さず、新たな発見を続けていきたいと思います!
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地元北海道のイベントや名所(名店)めぐりの体験レポ。たまに北海道を飛び出します。







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