スタンプメーカーorクリエイターズマーケット
この記事は、筆者ルンが実際にLINEスタンプを自作し、身内だけで楽しむために試行錯誤したリアルな体験をもとにまとめたレポートです!
今回は、LINEスタンプを作ってみたいけど、
といったお悩みをまるっと解決します。

ちょっとした裏技を使えば、公開せずに身内で楽しむことも実は可能なんです。
この記事では、LINEスタンプメーカーとCreators Marketの違い、収益化との関係、そして限定配布のテクニックまで、初心者の方にもわかりやすく解説していきます。
目次
第1章:スタンプメーカーとCreators Marketの違いとは?
スタンプメーカー(アプリ)とは
スマホひとつで画像編集から申請、公開まで完結できるアプリです。操作がシンプルで初心者向け。主に「とにかく作ってみたい」「家族で使いたい」という人に向いています。
Creators Market(PC)とは
PCで使う管理画面です。画像は自分で用意する必要がありますが、着せかえや絵文字、タグや価格設定など細かいカスタマイズが可能で、本格派向けです。
比較表(どちらも無料です)
項目 | スタンプメーカー | Creators Market |
---|---|---|
使用環境 | スマホアプリ | PCブラウザ |
作れるもの | 静止画・アニメ | スタンプ、絵文字、着せかえ など |
タグ設定 | なし | あり |
作者の無料DL | 可能(分配なし時) | 不可 |
価格設定 | 5段階(120〜610円) | 5段階(120〜610円) |
売上受け取り | 可能(PC登録必要) | 可能 |

今はスタンプメーカーでも最大40パターンのスタンプを作成できたり、アニメーションを生成できるように!
こんな人にはこちらがおすすめ
- おばあちゃんに孫が描いた絵のスタンプを贈りたい! → スタンプメーカー
- 仲の良い友達とだけで自作スタンプを楽しみたい! → スタンプメーカー+一時公開+プレゼント
- ちょっと収益化にチャレンジしてみたい! → スタンプメーカー+Creators登録
- イラストや絵文字も本格的にやってみたい! → 最初からCreators Market

最初はスタンプメーカーからはじめて、欲が出てきたらクリエイターズに本格参入でOK。
第2章:クリエイターズ登録は必要?収益との関係
結論からいうと、スタンプメーカーだけでも作成・公開は可能です。
ただし、売上金を受け取るには、Creators Marketでの口座登録が必須になります。
クリエイターズ登録のメリット
- 売上金の受け取りが可能
- ダウンロード数や売上の分析ができる
- 着せかえ、絵文字などの制作も可能
- タグや価格設定の自由度が高い
- 自分のスタンプ専用ページが持てる
「とりあえず作る」には不要ですが、のちのちの拡張性を考えると登録しておいて損はありません。
第3章:自分で作ったスタンプ、無料で使えるの?
「昔は自分のスタンプでも買わなきゃいけなかった」と覚えている方、鋭いです!
昔(〜2019年6月以前)
- 作者も購入必須。無料DLは不可。
今(2025年現在)
- スタンプメーカーで「売上分配なし」を選べば、作者は無料DL可能です。
- Creators Marketで申請した場合は、今でも作者も購入が必要です。(分配なし設定でも)
この点は非常に混同されやすいため、十分ご注意ください。
第4章:家族や友達にどう配布する?
方法1:その人に買ってもらう
- 売上分配なしでも販売は可能(自分にマージンは入りません)
- 友達・家族にはURLを送って購入してもらう

非公開設定のままではできないので、この場合は公式ラインストアにスタンプが一般公開されます。
方法2:プレゼント機能を使う
- 自分で購入し、LINE STOREからプレゼントが可能
- ただし、プライベート設定にするとプレゼント不可になるので注意
「プレゼントで渡す」戦法はとても使い勝手が良いのでおすすめです。
第5章:裏技!バレずに配るには?
「世界に公開されるのはちょっと…でも配りたい!」という方に、実はこんな方法があります。
裏技:「一時的に公開→販売停止」作戦
- スタンプメーカーで“売上分配なし”設定で申請&公開
- 必要な人にだけURLを送って購入してもらう(自分は無料DL)
- 1週間後など、ある程度行き渡ったら「販売停止」へ
これにより、身内だけで使える状態を作ることが可能です。
注意点:リスクはゼロではありません!
- 一瞬とはいえ「公開状態」になるため、全世界から購入可能です
- 顔写真などの個人情報を含むスタンプは絶対に避けましょう!
- 公開後、「売上分配なし→あり」などの切り替えはできません
完全限定配布ではありませんが、「バレずに配る」手段としては有効な選択肢です。

あくまでも一定期間全世界に公開されるリスクについては理解しておきましょう。
特に次のようなスタンプの作成はやめましょう!
※非公開設定のスタンプでもLINEの審査があります
ありがちなNG事例

❌悪ノリで友達同士で作った「面白実写スタンプ」を一定期間販売
→たとえ本人がノリノリであっても、1度世に出回ったスタンプは何らかの形で未来永劫残ってしまいます。(スクショされるリスクもあり)本人の黒歴史になるだけではなく、悪用されるリスクも重く受け止めておきましょう。
❌良かれと思って友人の子供の顔写真でスタンプを作ってプレゼント
→ありがちなシチュエーションですが、そもそも友人とはいえ許可なくご家族の顔写真を使うのはNG。親しい仲にも礼儀あり。ネットリレラシーを意識して、例え頼まれた場合であっても作成した画像だけを提供し、申請は本人にやってもらうのが正解。
❌推し仲間同士で推しの画像を使ったスタンプを共有したい
→著作権や肖像権に違反します。LINE側の申請で否認される場合もありますが、有名ではないとすり抜けてしまうことも。たとえファンアートでもあっても、LINEスタンプ申請は行き過ぎた行為。推しのためにもモラルを守りましょう。
まとめ
LINEスタンプは、身内で楽しむ使い方から副収入まで幅広い可能性があります。
とくにスタンプメーカーを使えば、スマホだけで簡単に作って、自分は無料でダウンロードすることも可能です。
「贈るために公開して、届いたら販売停止」という方法は、ちょっとした裏技ではありますが、気をつけて使えばとても便利です。(※NG事例について必読!)
ぜひお得に、楽しく、そして安心してLINEスタンプ作りにチャレンジしてみてくださいね!

次の記事では、LINEスタンプの収益について解説していきます♪
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