高額な生命保険はムダ?日本の医療制度なら月々の保険料はもっと抑えられる!

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「万が一」に備えるために生命保険に加入している人は多いでしょう。

ルンも若いころは、薦められるまま月2~3万円の生命保険に加入していました。

しかし、日本の医療制度は非常に手厚いため、高額な生命保険に加入する必要はない場合があります。

さらに、大手保険会社の商品には広告費や代理店マージンが上乗せされているため、コストパフォーマンスが悪いケースが少なくありません。

この記事では、日本の公的医療制度と貯蓄を活用すれば、生命保険は最小限で済む理由を解説します。

1. 日本の医療制度の手厚い保障内容

① 国民皆保険制度による自己負担の軽減

日本では全国民が公的医療保険に加入しています。そのため、医療費の自己負担は原則3割で済みます。

高齢者の場合は1~2割負担とさらに軽減されるため、大きな医療費が発生しても自己負担は抑えられます。

② 高額療養費制度で自己負担に上限あり

医療費が高額になった場合でも「高額療養費制度」により自己負担には上限があります。

たとえば年収500万円の人であれば、1か月の自己負担上限は約9万円です。それ以上は公的医療保険でカバーされます。

③ 傷病手当金で収入減少もカバー

会社員であれば、病気やケガで働けなくなった場合も「傷病手当金」が支給されます。

給与の約2/3が最長1年6か月にわたって補償されるため、収入減少による家計への影響は最小限で済みます。

生命保険に加入する前に、まずは公的な手当でどこまでカバーできるかを確認しましょう!

2. 実は高すぎる?大手保険会社のカラクリ

① 莫大な広告費が上乗せされている

テレビCMやネット広告で有名タレントを起用する大手保険会社は、その広告費を保険料に上乗せしています。

その結果、保険料が割高になり、契約者が不要なコストを負担しているのが現実です。

② 保険代理店へのマージンが発生

保険ショップや代理店で契約すると、契約手数料が発生します。

この手数料は年払保険料の半数以上にも及ぶことがあり、保険会社の利益となる一方で、契約者は割高な保険料を払い続けることになります。

③ 貯蓄型保険の利回りは低い

貯蓄型の生命保険は「満期時にお金が戻る」として人気がありますが、実際の利回りは非常に低いです。

保険会社の運用コストや手数料が差し引かれるため、実質的な利回りは0~1%程度と低水準。

高額な保険料を自分で資産運用した方が、より効率的にお金を増やせる可能性があります!

3. 万が一に備える貯蓄額があれば生命保険は最小限でOK

① 必要な生活防衛資金の目安

病気やケガで収入が一時的に途絶えた場合でも、生活防衛資金があれば安心です。

生活防衛資金の目安は以下の通りです。

• 単身者 → 生活費の6か月分
• 家族持ち → 生活費の1年分

たとえば、月25万円の生活費がかかる場合:

• 単身者:150万円
• 家族持ち:300万円

この貯蓄があれば、突然の収入減にも余裕を持って対応できます。

② 貯蓄があれば保険は最低限で十分

貯蓄があれば、急な医療費や収入減にも対応できるため、高額な生命保険は不要です。

必要に応じて最低限の掛け捨て保険(死亡保険や医療保険)に加入する程度で十分でしょう。

ルン家はいろいろ吟味した結果、道民共済に加入しています!
家族3人で毎月の保険料支払い額は3000円です。

4. 過剰な生命保険は家計を圧迫する

生命保険は毎月の固定費として家計を圧迫します。

たとえば、月2万円の保険料を30年間支払うと合計720万円になります。

実際若いころのルンはとても健康で、1度も病気・ケガにはならず、保険金を請求したことはありませんでした。

もしも月2万円のお金を年利5%で資産運用すれば・・・30年後には約1200万円に増える計算になります。

過剰な保険料を支払うより、貯蓄や資産運用に回す方が将来的に大きなメリットを得られるのです。

5. まとめ:医療制度+貯蓄で生命保険は最小限でOK

• 日本の公的医療制度は手厚く、高額な医療費は「高額療養費制度」で抑えられます。

• 傷病手当金で収入減少にも対応可能。

• 大手保険会社の商品は広告費やマージンが上乗せされており、割高なケースが多いです。

• 万が一の事態に備えて生活防衛資金を貯蓄しておけば、高額な生命保険は不要。

• 浮いたお金は貯蓄や資産運用に回した方が効率的に資産を増やせます。

【補足】保険の見直しポイント

✅ すでに高額な生命保険に加入している場合は、保障内容を見直してみましょう。

✅ 不要な特約が付いていたり、貯蓄型保険で運用効率が悪い場合は、掛け捨て保険+貯蓄・運用に切り替えることで家計の負担を軽減できます。

中にはお付き合いで生命保険に加入している場合もありますよね。
でも勇気をもって、自分にとって本当に良い資産運用に切り替えていきましょう!

結論: 日本の医療制度と貯蓄を活用すれば、高額な生命保険は不要です。生命保険料を抑え、その分を貯蓄や資産形成に回すことで、将来の安心と経済的なゆとりを手に入れましょう。

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