高校生で尿もれや頻尿に悩む人は、実は少なくありません。

私自身は、中学生の頃から尿漏れの悩みがありました。
ですが、この悩みは恥ずかしさが強く、誰にも言えないまま1人で抱え込んでしまうのが特徴です。
思春期はただでさえ心も体も揺れる時期。
そんな中で「もし漏れたらどうしよう…」という恐怖は、勉強・友人関係・学校生活すべての自信を奪いかねません。
でも大丈夫。
これは、あなただけが抱える特殊な悩みではなく、心と体のしくみが原因で、改善できることがたくさんある悩みです。

目次
不安になるのはどんな場面?

みんながどんな場面で困っているのか、見ていきましょう。
学校生活で起こりやすい不安

授業中にトイレに行きたいことを、言いづらい場面もあるよね。
イベントで強く出る不安
ほとんどの場合は尿意そのものより、「失敗したらどうしよう」という予期不安が強く作用しています。
どうして高校生に多いの?原因を解説
みんな言葉にしないだけで、実際には悩んでいる友達がたくさんいます。

この章では、尿もれの原因について知って理解を深めましょう。
心因性(ストレス・予期不安)が1番多い
特に真面目・緊張しやすい・完璧主義の人ほど起こりやすいです。
これらが尿意を、実際より強く感じさせる原因です。
生活習慣による刺激
特に女子は、ゴシゴシ拭く → 粘膜が刺激 → 尿意が増すという悪循環が本当に多いです。

高校生に人気のエナジードリンクも利尿効果があるので避けて!
泌尿器系の軽いトラブル
これらは高校生でも十分起こり得ますが、ほとんどは治療や生活調整で改善できます。

自己判断せずに、まずはお医者さんに相談しよう。適切なお薬(漢方)でびっくりするくらいラクになるよ!
【高校生の尿トラブル】今日からできる不安対策
ここからは、おしっこへの不安を軽くする様々な対策を紹介します。
1番後ろの席を選ぶ
もし可能なら先生に相談して、学校の席に配慮してもらいましょう。
「いつでも出られる」という安心感だけで、尿意は大きく減ります。

他の人に理由を知られたくなければ、「急に息が苦しくなることがある」など、表向きは別な理由にしてもらうなどの方法があります。
休み時間に必ずトイレへ
行けるときに行っておくのは基本の安心材料です。
「1回行ったら、1時間は大丈夫」というルーティンを、身体がしっかり覚えてくれます。
周りの人に打ち明けてみる
勇気がいることかもしれませんが、思い切って自分の特性を伝えることで、周りが協力してくれることもあります。
アメトーークでも「すぐチビっちゃう芸人」をやっていましたね。
打ち明けることで、「私も」「実はオレも」と意外な仲間が増えるかもしれません。


私は友達に打ち明けてからラクになりましたよ。トイレに行くタイミングで、「私も念のために行っておく!」と言う仲間が増え、同じ不安を抱えている人が多いことに気がつきました。
カフェインを控える
試験前・イベント前は特に控えましょう。
緑茶・紅茶・コーヒー・エナジードリンクは刺激が強いです。
お腹をあたためる
お腹まわりを冷やさないことも、尿もれ対策にはとても有効です。
ブランケットがあればいいですが、上着やジャージをおなかにかけるだけでもOK。

腹巻きと一体化したタンクトップおすすめ!
優しく拭く+柔らかい紙に変える
トイレの回数に比例して、ふく回数も増えますよね。
した後は、優しくおさえて水分を吸収させるイメージで。
これだけで粘膜刺激が減り、過敏な尿意が改善することがありますよ。

学校のトイレットペーパーってごわごわしているから、携帯用を持っていると便利だよ。
安心アイテムを使う(バレないタイプ)
吸水ショーツや薄型パッドは、見た目は普通の下着と同じ。
可愛いデザインも増えているので思春期でも使いやすく、安心感が大幅に上がります。

生理用としても使える!1000円以内で買えるよ。
試験本番は退出のルールを事前確認
「退出できる」と知るだけで、当日の尿意が8割減る人もいます。
修学旅行の行程などでも、「乗り物内にトイレはあるか」「トイレ休憩はどのタイミングでとれるか」をシミュレーションしておくと安心。
親御さんができるサポート
高校生は「親に相談できない」ケースが非常に多いです。だからこそ、親側の工夫が効果を発揮します。
・悩みを否定しない
「また?」は禁句。「苦しかったね」の一言が救いになります。
・トイレの話題を避けない
「今行っておく?」この一言で、行きやすい空気ができます。
・特別扱いをしない
思春期は「自分だけ変」と思うのがつらい時期。普通の会話の中で自然にサポートするのが効果的です。
親が日常で備えている姿を自然に見せる
高校生は自分から相談できません。だから、無言のメッセージの方が響きます。
「親も使っている=当たり前のこと」
この行動が、子どもの不安を深く癒します。
男子には父親の協力が特に有効


女親が男子の悩みに寄り添いづらいことがあると思います。
父親が「俺は使ってるよ」と言うだけで、男子の抵抗感は大幅に下がります。
親自身が本当に使ってみるのもおすすめ。実体験は安心感に直結しますし、実際に中年期の予防ケア商品として優れていることを、体感してみてください。
親以外の信頼できる大人を味方にする
思春期は親以外の方が本音を言えることもあります。
- 担任の先生
- 保健室の先生
- スクールカウンセラー
- 部活の顧問
- 親戚のお姉さん
- 知り合いのお兄さん
- 近所の信頼できる大人
特に憧れのお姉さんや年上女性が、「私もフェムケアしてるよ」と言うと、一気に価値観が変わり心が軽くなります。

シングル家庭の場合にも、身近な異性を頼ってみましょう。
尿もれケアは美容&健康の一環
尿もれ対策=恥ずかしい
という感覚が、まだありますか?

それ、実はとっても古い価値観です。
尿もれ対策=フェムケア/セルフケア
という意識が時代の主流に変わってきています。
海外や日本のインフルエンサーも、フェムケアを普通に発信しています。
専用のケア用品を積極的に使うことで、下着を常に衛生的に保つことができるメリットも注目されています。
また、エナジードリンクを辞めることや、お腹周りを温めることは、健康や美容面で優れていることはお墨付き!
美意識が高い人ほど、すでにケアをするのが当たり前になっています。

思いきってお友達に話すことで、「私も悩んでた!」と共感を得られることもありますよ。
家で吸水アイテムの実験をしてみる
実際に専用商品を購入したら、
・どれだけ吸うか?
・つけ心地はどうか?
などを試してみてくださいね。
水道水で試すだけで、「これなら大丈夫」という確信につながります。(最近の技術の進歩、マジですごいです。企業努力に感謝!)

見た目は生理用ナプキンと変わりません。
かわいいデザインのショーツが豊富
男性用もたくさん販売されています。ネットショップのレビューをチェック!
自分の身体に向き合う大切さ
もし今、尿もれのことで心がいっぱいなら、どうかその不安を素直に受け止めてあげてください。
受け入れることが第一歩。
そして今は、尿もれケアが多くの若者の中で、当たり前の習慣になりつつあります!

ケア商品をネットショッピングで検索してみてくださいね。すごいたくさんの種類がありますよ。
悩んでいるのはあなただけじゃありません。
意識の高い人から予防ケアとして、吸水パッドや吸水パンツを愛用している人が増えています!
今日から一緒に、フェムケアをはじめていきませんか?
高校生の頻尿・尿もれは、多くが心因性で改善可能です。
しかし、痛み・血尿・発熱・トイレが間に合わない・急な悪化・夜間何度も起きるなどがある場合は、必ず泌尿器科を受診してください。安心のために診察を受けることは、心因性でもとても大切です。
尿もれ対策がもっと当たり前にオープンになることを願って、様々な記事を投稿中です☟







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