「タグって、たくさん付けたほうがSEOに強くなるんでしょ?」
それ、完全にルンの勘違いでした。
ブログ収益化を目指してサイトを整えていたルンが、審査に落ちたあとに気づいたタグの罠。
実は、WordPressのタグは、使い方を間違えると逆効果になるんです。
この記事では、初心者がやりがちなタグの使い方ミスと、実際に私がやったタグ整理の全工程をまとめます!
目次
カテゴリーは意識してた。でもタグは……?
最初に整えたのは「カテゴリー」
ブログを始めた当初から、「カテゴリーだけは整理しよう」と決めていました。
- 最大5つまでに絞る
- テーマごとに記事を分類する
- サイト全体の一貫性を保つ
これで「記事が迷子になることはないはず!」と安心していたんです。
タグはノリで増殖していた
一方で、タグの使い方はかなりテキトーでした。
- 1記事につき5〜10個
- 毎回違う単語を入れてしまう
- SNSのハッシュタグと混同していた

「たくさん付けた方がどこかで引っかかるでしょ?」と思ってたんです。
タグとハッシュタグは別モノ
比較項目 | SNSのハッシュタグ | WordPressのタグ |
---|---|---|
主な目的 | 拡散・トレンド参加 | サイト内整理・回遊導線 |
数の考え方 | 多くてもOK | 絞ったほうが効果的 |
検索との関係 | 一時的な拡散力 | SEO・ユーザビリティに直結 |
ページ生成 | なし | タグごとに自動生成される |
タグを使う=ページが自動でできるということは、1記事しかないタグは、中身の薄いページを量産しているのと同じことなんです。
ムダタグ、400個超えの衝撃
ルンがやらかした実態
ふと管理画面でタグ数を確認すると…
- タグの総数:400超え
- そのうち1記事だけにしか使われていないタグ:大半

まさに、1人ぼっちのムダタグたち……。
これは審査的には「うすいコンテンツの山」と判断されても仕方ないですよね。
改善したこと&タグ整理の手順
私がやった対策は3つだけ!
- タグの断捨離:400 → 11に削減
- 1記事あたりのタグ数を制限:最大2~3個まで
- タグページのnoindex化:検索エンジンに拾われないように設定

結果、ブログ全体の見た目も導線もすっきり整いました!
タグ整理で得られた3つのメリット
1. サイト全体がすっきり&信頼感アップ
タグが整理されることで、読者にも審査する側にも整ってるブログと映るように。
2. 自分が記事を把握しやすくなった
「このタグに何記事ある?」がすぐわかるので、内容の偏りやネタの穴にも気づけるように。
3. 回遊性がアップした
関連する記事がまとめて表示されるので、ユーザーの滞在時間が伸び、離脱防止にも効果が。

タグ整理の代償とこれから始める人へのアドバイス
タグを広げれば読まれる時代は、もう終わりです。
WordPressのタグは、読者が迷わず情報にたどり着けるようにするための仕組みと肝に銘じます。
むやみに増やすと、読者もGoogleも迷子になります。
タグはブログのページのひとつ。
だからこそ丁寧に、必要なものだけを残すことが大切なんですね。
タグを増やすと、あとで痛い目をみるかも?
整理後、ルンはSearch Consoleに大量のタグページがエラーとして表示されたことに気づきました。400個以上あったタグページが、検索エンジンから「価値のないページ」と判断されたのです。
その結果、私は1つひとつ手作業で削除申請を行うハメに……。
タグは読んでもらおうと欲張ってつけちゃダメ!
もし、今から記事を積み上げていく方がいたら、最初からタグは整理用と割り切って、むやみに増やさないように注意してくださいね。
あとから直すより、最初からルールを決めておく方が100倍ラクです!
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