前回の記事では、根室のさんま祭りを訪れたレポートを紹介しました。

こんにちは!道内のいろんなお祭りに興味があるルンです。

秋は特に美味しいお祭りが多いね!
目次
岩見沢百餅祭りってどんなお祭り?

北海道の空知地方に位置する岩見沢市は、北海道有数の米どころ。

その特産品であるもち米に感謝し、五穀豊穣や長寿を祈願して毎年秋に開催されるのが、「いわみざわ百餅(ひゃっぺい)祭り」です。
昭和58年から開催され、多くの人で賑わう岩見沢を代表するお祭りです。
岩見沢市が誇る最大の秋のイベントであり、市街地全体が熱気と活気に包まれます。

たくさんの人で賑わうよ!

2日間、行われるお祭りだね。
※2025年は9月13・14日の開催でした。
このお祭りの最大の見どころは、何といってもそのスケール!
祭りの中核をなす「大臼餅つき」は、他のお祭りでは体験できない圧倒的な迫力です。
圧倒的な迫力!世界最大級の大臼餅つき

百餅祭りの主役は、直径2.2メートル、重さ5.5トンという世界最大級の特大の臼です。そして、この臼で餅をつくのは、重さ200kgの巨大な杵。
餅つきは、数メートルの高さに組まれた櫓から杵を吊るし、大勢の来場者がロープを引いて一気に杵を臼に落とす「ヨイトマケ方式」で行われます。
一度につくもち米の量は約60kgにもなり、巨大な杵が臼に落ちる瞬間には、勢いよく餅が飛び散る「餅しぶき」が舞い上がるほど!そのダイナミックな光景は、まさに圧巻の一言です。
このつきたての餅は、温かいお汁粉にして来場者に無料で振る舞われます(各回数量限定)。
つきたてならではの柔らかさと、岩見沢産もち米の豊かな風味をぜひ味わってみてください。
感動とグルメを満喫した1日
JR岩見沢駅に到着!抜群のアクセス

今回は札幌からJRで岩見沢に向かいました。

百餅祭りの会場は、JR岩見沢駅から徒歩約5分という抜群のロケーション。札幌からも電車で約30~40分と日帰りも可能なため、大変便利です。

中央バスの高速岩見沢号を使っても便利です。
駅に着いたらさっそくもうお祭りの雰囲気で溢れていました。

お祭りに合わせたウォーキングイベントも開催されていましたよ。

迫力満点!大臼餅つきを目撃せよ
お祭りが開催される2日間は、岩見沢の駅周辺いたるところに、出店やキッチンカーが溢れています。

また、餅つき以外のイベントも盛りだくさん!1日いっぱい楽しめるタイムスケジュールになっています。
特設会場に到着すると、まず目に飛び込んでくるのが巨大な臼。ここで餅つきが行われるだなぁとワクワクします。

餅つきが行われるまで
餅つきは1日に2~3回行われます。タイムスケジュールを事前に確認して、それまでに腹ごしらえなどしておきましょう。(事前予約は不要)
始まる45分くらい前から、わらわらと人がメイン会場に集まってきます。
実行委員の誘導のもと、4本ある太いロープのどれかに並びます。

臼を中心に、四方からロープを引くんだよね。

各ポジションの定員数は50人。人数に達したら締め切られるよ。
この時に並んで、餅つきに参加した人にはおしるこ優先チケットが配布されます!

この日の岩見沢の気温は夏日!日差しも強くて暑かったね…

想定外の暑さで、しかも並んでいる時間も長めなので油断してました。
岩見沢の残暑はけっこう堪える!
百餅祭りに参加される方は、帽子・日傘・飲み物の暑さ対策をお忘れなく。
またロープを引くので、両手があくカバンがいいです。
さて時間がきたらいよいよお餅が運ばれます。一本締めで会場が引き締まった後・・・
- 車でもち米が到着
- 人力で臼の中に投入
- もち米をならす
- 餅が高く持ち上げられる(←ボルテージ最高潮)
- 参加者がロープを手にとる
- 合図(掛け声)に従って、ロープを引いたり離したりする
といった流れで、行われます。
掛け声とともにロープが引かれ、巨大な杵が落ちる瞬間の地響きのような音と、飛び散る餅しぶきの迫力には、思わず声が出ます。

共同作業です。力がないお子様でも大丈夫!誰でも参加できます。
この日はたまたま、ぶら下がった杵のロープが切れて落ちてしまうというアクシデントが。(無事故です。怪我人はいませんし、そのへんの安全はちゃんと考慮してあります。)
お餅をつく回数こそ減ってしまいましたが、百餅若衆による人力の餅つきで、無事に美味しいお汁粉をいただくことができました。

それもまた、お祭りのいい思い出。


無料で振る舞われるお汁粉は行列必至ですが、つきたてのお餅は並ぶ価値あり!ぜひ時間を確認して並んでみてください。


最高に美味しかった!
情熱フェスティバルでグルメを満喫
お祭りの会場周辺には、飲食・物販の屋台が並ぶ「百餅市」や、地元のグルメが集結する「いわみざわ情熱フェスティバル」も同時開催されています。
炭鉄港エリアのご当地グルメ(美唄焼き鳥、三笠の石炭ザンギなど)や、子供に人気のキッチンカーなども楽しめるので、ぜひ食べ歩きを満喫しましょう。


大好きなキャンドルボーイが出店してた!

札幌祭りで1店舗しかなくて毎年探すやつ。百餅祭りの会場では2か所にあったね!
【旅の寄り道】岩見沢駅周辺のおすすめグルメスポット
岩見沢には、お祭り以外にも立ち寄りたい魅力的なお店がたくさんあります。タイムスケジュールの合間に、いろいろ散策してきました。
菊水堂のおやき

お祭り会場の中にあるお店です。次々とお客さんが並んでいました。


岩見沢出身の友人が、子供の頃から食べているという老舗のおやき屋さんです。
ふわふわの美味しい生地に、定番から変わり種まで、いろんな味を楽しめます。

パン工房 こんとれいる


町を散策している時に見つけたパン屋さんです。
カフェが併設されているので、ゆっくり休むこともできます。

お土産おすすめ銘菓
その他にも岩見沢には老舗の銘菓がたくさん。そのほんの一部を抜粋します。
- 天狗まんじゅう
- 金作屋のこぶし
- 赤いリボンのメープルスイーツ(バウムクーヘンやパイなど)
お祭りの合間にお店に訪れるのも楽しいですね!
時間がない人は、岩見沢駅構内のセブンイレブンをチェックしてみてください。
【百餅祭り攻略のヒント】楽しむためのアドバイス
これから岩見沢百餅祭りへ行く方へ、私の体験から得たアドバイスをお伝えします。

- 大臼餅つきの時間確認は必須!:餅つきは1日に数回のみ。特に見たい方は、事前にタイムスケジュールを公式サイトでチェックしておきましょう。
- 無料のお汁粉は並ぶ覚悟を:つきたてのお餅のお汁粉は人気のため、待ち時間を考慮して行動しましょう。(餅つきに参加した人には優先チケットあり!)
- 同時開催イベントも要チェック:「情熱フェスティバル」など、グルメや物販が充実しているイベントが同時開催されていることが多いため、こちらにも足を運んでみるのがおすすめです。(お腹を空かせて行きましょう)
- アクセスは抜群:JR岩見沢駅から近いので、電車利用が圧倒的に便利です。
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私たち夫婦が祭りに行く理由
きっかけは1冊の本。
このブログでは資産形成のための記事を複数紹介していますが、増やした資産をどのように循環させていくか?が、50歳を迎える私たち夫婦の課題でした。

有意義なことに使ってこそ、生きた資産だよね。

色んな所に行ってみる?でも・・・
株主優待を使って近場で外食するのは得意でも、計画を立てて休みの日に出かけるのは苦手な2人。(読書やサブスク動画が好きなインドア)
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混む場所も、並ぶことも、休みの日に予定でいっぱいになることも避けてきた人生・・・。

このままではいけない!

できそうな範囲から行動に移してみよう。
ということで、情報を集めては開催されているイベントに参加してみることを楽しみ始めています。(身体とマインドを慣らしていく)
これからも北海道の魅力的な場所やイベントを中心に、いろいろ紹介していけたらと思っています♪出不精で、お金を使うことに慎重な人に刺されば幸いです!

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地元北海道のイベントや名所(名店)めぐりの体験レポ。たまに北海道を飛び出します。
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