
こんにちは。子供へのお金の教育に悩む昭和世代のルンです。
かつては「お金の教育は学校でなく、社会に出てから覚えればいい」と考えられていました。
しかし、現代はそうはいきません。
少子高齢化が進む日本では、将来の年金制度が不透明であり、貯蓄だけでは資産形成が難しい時代です。
また、銀行の普通預金金利はわずか0.001%程度。仮に100万円を預けても1年で10円しか増えません。
そんな中、投資を通じて「お金を増やす力」を身につけることは、子供にとって大きな武器になります。

この記事では、投資に慣れていない昭和世代の親が、子供にどのように金融リテラシーをつけさせていくかを解説していきます!
目次
海外と日本の金融教育の差
アメリカやイギリスでは高校生のうちから投資シミュレーションや金融教育が行われています。
一方、日本では2022年から高校の家庭科で金融教育が必修になりましたが、まだ実践的な投資教育は十分とは言えません。
そもそも親や教師世代の多くは投資教育を受けた経験がなく、「何をどう教えてよいかわからない」と感じるのも無理はありません。

もっと外部から専門の先生を招いて、教えてもらう環境をつくるべきだと思います。
親世代が知っておくべき投資の基本
子供に投資を教える前に、親自身が最低限の知識を身につけることが重要です。
難しい理論を理解する必要はありませんが、以下の基本概念は押さえておきましょう。
投資とギャンブルの違い
• 投資:将来の成長を見込んで長期的に資産を増やす行為。データや理論に基づいて行う。
• ギャンブル:運や偶然に頼る一時的な勝負。再現性が低い。
「投資はギャンブルだ」という誤解を持つ人は多いですが、本質は異なります。
投資は長期的な計画に基づき、リスクを抑えながら着実に資産を増やしていくものです。
リスクとリターンの関係
投資には必ずリスクが伴います。
しかし、長期投資では一時的な価格の上下よりも、時間と複利効果によって資産が増える可能性が高まります。
例えば、年利5%で100万円を投資すると、20年後には約265万円になります。これが「複利」の力です。
親が知っておくべき投資用語(一例)
• 株式:企業に出資することで、その成長に応じて利益を得られる。
• 投資信託:プロが複数の銘柄に分散投資する商品。初心者向け。
• インデックス投資:日経平均やS&P500など市場全体に連動する投資信託。安定した成長が期待できる。
• 分散投資:1つの銘柄に集中せず、複数に分散することでリスクを抑える手法。
子供への投資教育の始め方
子供に投資を教えるときは、「楽しさ」と「実感」を重視するのがポイントです。
年齢ごとに最適なアプローチを選びましょう。

【小学生】お金の価値と「増える仕組み」を体感
★お小遣いを「貯める」「使う」「増やす」に分けるゲームを行う。
例:1000円のお小遣いを「貯金」「お菓子」「投資」に振り分けるとどうなるかシミュレーション。
具体例
親が「あなたが持っている100円を私に貸してくれたら、1年後に110円にして返すね」と伝えます。
本人に考えさせることで、利息や投資のイメージがつきやすくなります。
【中学生】シミュレーションで投資体験
★模擬投資ゲームやアプリで体験。
★実際の株価に連動した仮想ポートフォリオを作成し、値動きを追う。
【高校生】少額から実際に投資を始める
★実際に子供名義の証券会社を開設(未成年口座)して、親子で本格的に投資を開始。
例:毎月1000円ずつを積み立て、実際の値動きを一緒にチェックする。
具体例
親子で応援したい企業の株を少額で購入し、株主優待を楽しむ。
よく食べに行く外食チェーンや、推しのタレントがCMに出ている企業など、動機はなんでも!
投資教育で気をつけたいポイント
子供に投資を教える際は、「お金が増える=儲け話」にならないよう注意しましょう。
• 投資は長期的な資産形成手段だと伝える。
• 損失の可能性もきちんと説明する。
• SNSや詐欺的な情報には注意を促す。
✅ 実践ポイント
「投資はマネーゲームではない」と伝えるために、たとえ価格が上がっても「勝った」「当たった」「儲けた」などの表現は使わないようにしましょう。

また価格が下がった際に「損失ではなく停滞の時期だね」と声をかけるなど、冷静に向き合う姿勢を見せることも大切です。

親自身が、株価にいちいち一喜一憂しないことですね。
親子で学べる投資の実例や体験談
実例①:親子で株主優待を楽しむ
親子でよく利用する飲食チェーンやテーマパークの株を購入。
株主優待で食事券や入場券が届くと、「自分が応援している会社からお礼が届いたね」と実感できます。

ルン家の子供は、ドラッグストアの優待券でお高めのシャンプーが買えるのを楽しみにしています。
実例②:親と一緒に積立投資体験
親が毎月5000円を投資し、子供が1000円を積み立てる形で「共同投資」。
一緒に運用成績を確認することで継続の意欲が高まります。

「お小遣い」「アルバイト」に次ぐ3つ目の収入の柱です。
まとめ:親世代から学び直し、子供と一緒に未来をつくる
投資は単なるお金儲けではなく、未来への準備です。
親世代が投資を学び直し、子供と一緒に実践することで、お金への健全な価値観を育てられます。
「教える」のではなく「一緒に学ぶ」姿勢で、家庭で楽しみながら金融リテラシーを高めていきましょう。
✅ 親子で楽しめるお金の学校【札幌編】

ルンが住む札幌で、お金について子供が楽しく学べる場所を紹介します!
キッズマネースクールは、年間通して子どものための様々な勉強会を開催しています。(オンラインもあり)
★お仕事体験で親子で楽しみながらお金の大切さを学べます。
★お金の大切さと親への感謝の気持ちを育むことで、マネー教育が自然とできます。
これがキッズマネースクールの運営目的です。
このように運営母体が金融会社・証券会社・保険会社ではないことも、セミナーを選ぶ際の重要なポイントです!
キッズマネースクールには、子どもたちに正しいお金の知識を教えるための資格を持った「お金の先生」が在籍しています。
そのうちの1人・きみ先生のコメントを紹介します♪
※ご本人の許可を得て掲載

プロフィール
幼児向け「アート×キッズマネースクール」や、「おしごと×自分研究ワークショップ」、親子ワークショップ「体幹×集中力を鍛える🦾親子ヨガ教室」など、
「好き」「得意」を育み、地域の笑顔を増やす活動を展開中。
百聞は一見に如かず!
参加費は500円~と、とってもリーズナブルのもうれしいポイントです。
ぜひ親子で一緒に参加してみてください♪
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