
こんにちは、ルンです。今回はお得な車の購入方法についてのお話です。
我が家は数年前にSUV車を一括購入し、その後下取りに出して軽自動車をほぼ手出しなしで購入しました。
今のところ非常に満足していますが、将来的には公共交通機関の近くに住み、車を手放す予定です。

夫婦で話し合って出た結論です。
この記事では、そんなルン家の経験を交えつつ、車の購入方法の代表格である
について、メリット・デメリットを整理します。
また、車を持つこと自体に伴うコスト(駐車場代・税金・保険・車検など)も合わせて解説します。
目次
車の買い方~4つの選択肢

まずは車の購入方法についておさらい。
残クレ(残価設定ローン)
「残クレ」とは、車両の将来の下取り価格(残価)をあらかじめ設定し、その分を差し引いた金額をローンで支払う方式です。
たとえばトヨタのアルファードを買う場合、3年後や5年後の下取り価格が設定され、その分を除いた金額を毎月支払います。
残クレのメリット
- 毎月の支払いが抑えられる
- 短期間で新しい車に乗り換えやすい
- メーカー系ディーラーで手続きがシンプル
残クレのデメリット
- 走行距離や傷に制限があり、規定を超えると精算金が発生
- 最終回に「乗り換える」「返却する」「残価を払って買い取る」の3択が必要
- 長く乗り続けると割高になることも
「アルファードのような人気車種」なら残価が高く設定されやすく、残クレの条件は有利になりがちです。ただし、乗り換え前提のライフスタイルか、長く乗り続けたいかで向き不向きが分かれます。
カーリース(サブスク型)
カーリースは車を購入せず、リース会社から借りるサービス。
契約期間(3~7年程度)が終わったら返却するのが基本で、近年は「個人向けカーリース」が増えています。
カーリースのメリット
- 頭金不要で月々定額で車に乗れる
- 税金・車検・メンテナンス費用込みプランが多い
- 法人契約の場合は経費計上しやすい
カーリースのデメリット
- 契約中の中途解約がしにくい
- 走行距離や改造に制限あり
- トータルコストは購入より高くなる
「車のサブスク感覚」で、維持費込みの定額に魅力を感じる人向けです。転勤や引っ越しが多い人にも向いています。
一括購入
私が以前SUVを買ったときのように、現金で一括購入する方法です。
一括購入のメリット
- 金利や手数料がかからない
- 所有権がすぐ自分になる
- カスタマイズや走行距離など制限がない
一括購入のデメリット
- まとまった資金が必要
- 購入時に手持ち資金が減り、投資や預金に回せなくなる
ただ、一括で購入した車を数年後に高値で下取りに出すと、次の車をほぼ自己負担ゼロで買える場合もあります。現金一括は自由度が高い分、リセールバリューを意識した車選びがカギになります。

銀行のマイカーリース(ローン+リースの中間)
最近注目されているのが、銀行が提供する「マイカーリース」サービス。
低金利のリース契約で、車両本体価格や税金・車検などの維持費を月々定額で支払いながら利用できる仕組みです。
マイカーリースのメリット
- 銀行ならではの金利の低さ
- 口座引き落としや審査の安心感
- 維持費込みプランで家計管理しやすい
マイカーリースのデメリット
- リース同様に途中解約が難しい
- 最終的に所有権を得るか返却するかの選択が必要
ディーラー系よりも「条件がシンプル」「金利が安い」ことが多いので、リースを検討するなら銀行系も比較対象にすると良いでしょう。
車を持つこと自体にかかるコスト(デメリット)
購入方法にかかわらず、車を保有するだけで発生するコストは無視できません。

住んでいる地域にもよりますが、車を持つことの意義に立ち返る必要があります。
車両代だけではなく、維持費全体を見積もったうえで購入方法を決めることが大切です。
(実体験)SUVから軽自動車へ、そして将来は車なしへ
私は数年前、SUV車を一括で購入しました。数年後、そのSUVを下取りに出し、軽自動車をほぼ手出しなしで購入できました。
軽自動車は税金・燃費・保険料が安く、街乗り中心の私にはピッタリ。現在は維持費が大幅に下がり、家計に余裕ができています。(その分を資産運用資金に充填)

現段階では、公共交通機関や買い物施設まで距離があるため、時間節約のために車保有を選択しています。
一方で、将来的には公共交通機関の近くに住み、車を手放す生活を考えています。
北海道は都市部以外だと車が必須ですが、地下鉄駅近などに住めば「カーシェア+公共交通」で十分という感覚もあります。
このようにライフスタイルが変わるタイミングで車の持ち方を柔軟に変えることが、長期的に見て賢い選択だと思います。

車を手放すタイミングを老後まで待つつもりはありません。早いほどメリットは大きいと考えています。

お金の面だけではありません。事故を起こさないという精神的なメリットも大きいです。
どの方法がどんな人に向いているか
改めて車の購入方法と、どんな人に適しているかをまとめます。
方法 | 向いている人 |
---|---|
残クレ | 新車を数年ごとに乗り換えたい人、人気車種に乗りたい人 |
カーリース | 頭金なしで定額にしたい人、維持費込みで家計管理したい人 |
一括購入 | 資金に余裕があり、長く乗りたい人、リセールを狙いたい人 |
銀行マイカーリース | 金利を抑えつつリース感覚で乗りたい人 |
さらに、車を持つ目的や、生活スタイル(転勤族など)によっても選び方は変わっていくでしょう。

必ずしも現金一括がお得で、ローンが損ではないということだね。

選ぶ車種の中古市場価値や、資産運用に回したい資金との兼ね合いまでひっくるめて検討することが大事。
これからの時代の車の「買い方」と「持ち方」
「残クレ」「カーリース」「一括購入」「銀行マイカーリース」にはそれぞれ特徴があり、支払い方だけでなくライフスタイルとの相性が重要です。
また車を持つだけで、駐車場代・税金・保険・車検などのコストが毎年発生します。
我が家のように一括購入→下取り→軽自動車とシフトすることで維持費を抑えられるケースもありますし、将来的に車を手放す選択肢も現実的です。

もちろん住んでいる地域や、生活スタイルによって考え方は変わります!
一方で、「車を持つことが当たり前」という考えで過ごしてきた人は、次のようなことを一度考えてみる価値はあると思います。
車を保有する心理的傾向チェックリスト

心当たりのある人は多いのでは?

自分が強くその車を欲しいと思っているのではなく、周りからの影響を考えているケースだね。
もしも以上のような心理的傾向がある人は、ぜひ次のチェックリストもやってみてください。
車を手放すことを考えるためのチェックリスト

数字はなるべく正確に計算して見える化しよう。
これから車を購入・リースしようとしている方は、「その車に何年乗るか」「どこに住むか」「維持費はどれくらいか妥当か」を具体的にイメージして選ぶことが大切です。
またこの機会に、車がない場合どのような代替え方法があるのか?について、具体的に調べてみるのもいいでしょう。

実際に車を手放した人の体験談に触れてみるのもおすすめ。
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