「株主優待」と聞くと、
「お金に余裕がある人の話では?」
「うちには関係ないかも…」
と思われる方も多いかもしれません。
ですが、ルン家はごく一般的な家庭でありながら、日常に“ちょっとしたお得”を感じるために優待生活を楽しんでいます。

今回はその楽しみ方や、取り組み方をやさしくご紹介いたします。
目次
ルン家が選ぶ優待銘柄は、生活密着型です
ルン家が主に選んでいるのは「日常生活で役立つ」優待です。
飲食系:家族での外食や1人ランチに活用。
スーパー・ドラッグストア系:日用品をお得に調達できる実用性が魅力です。
家電量販店:優待券でトイレットペーパーや洗剤などを購入することも。
QUOカード・信販系商品券が優待の会社:コンビニや書店などで使えるので非常に便利です。
また、ルン家は北海道在住のため、地元に店舗があるかどうかは重要な判断材料です。

優待内容が良くても、使えるお店が近くになければ意味がありません。
優待情報の集め方は、身近なSNSが中心です
優待情報の入手先は主に以下の3つです。
XやInstagram:優待に詳しい方々の発信が多く、銘柄選びの参考になります。
LINEオープンチャット:参加者同士のリアルタイムな情報共有が魅力で、かなりディープな内容も。
YouTube:届いた優待を紹介する動画など、視覚的に内容を把握できるので楽しく学べます。
初めての方でも気軽に情報収集できる環境が整っているのも、優待投資の良いところです。

ボタンさんの優活動画をよく拝見しています♪
資金はどうしているの?というお話
ルン家では、生活防衛費(万が一のための資金)だけを普通預金に残し、残りはすべて証券口座に入れています。
「使わないお金は投資に回す」ことで、より効率的に資産を活用しています。
銀行に預けているだけでは、利息はごくわずかです。
一方、株式投資を通じて優待や配当を得ることができれば、同じお金でも「楽しみながら増やす」可能性があります。
預金 vs 投資(優待投資)の簡単比較
比較項目 | 普通預金 | 優待株投資 |
---|---|---|
利息・収益 | 年利0.001%程度 | 配当+優待で年利換算3〜5%も可能 |
元本の安全性 | 高い(減ることは基本なし) | 株価変動リスクあり |
お得感・楽しさ | ほぼなし | 優待が届く楽しみあり |
日常生活への影響 | 特になし | 外食・買い物などで実際に役立つ |
「保有数が多い=お金持ち」ではありません:クロス取引という選択肢
実は、ルン家がすべての優待株を長期保有しているわけではありません。
一部は「クロス取引(つなぎ売り)」という方法を使っています。
これは、優待権利のある株を一時的に購入し、同時に売建(空売り)することで株価変動のリスクを抑え、優待だけを受け取る方法です。
あくまで合法で、証券会社が用意している「信用取引」を活用したやり方です。
クロス取引のポイント
慣れるまで少し手間はかかりますが、家計に無理なく優待を取り入れたい方には、非常に有効な方法だと感じています。
実際のところ、少しの“マメさ”は必要です
優待生活はとても楽しい反面、まったく手間がかからないわけではありません。
- 企業から届く封書の開封管理
- 優待申込みの手続き
- 議決権行使書類の扱い
- 有効期限のある優待の使用スケジュールの把握

これらをスムーズにこなすには、多少の“マメさ”が求められます。
ですが、これも習慣化すればそこまで大変なものではなく、「自分たちの生活に優待をどう活かすか」を考える楽しみにもつながっています。
モチベーションを保つためにしていること
優待生活を長く続けていくには、日々の小さな“楽しさ”や“うれしさ”の積み重ねが大切です。
ルン家では、次のようなことがモチベーションの維持につながっています。
◎SNSで届いた優待を記録・公開
他の“株ラー”さんと交流できたり、届いた優待の記録が資産のようになっていきます。
◎家族との外食の回数が自然と増える
優待で外食費がカバーされることで、気軽に「行こうか」と言える機会が増えました。
ごはんの準備ができない日や、1人で軽く済ませたい時にも便利です。
◎エンゲル係数が下がる実感
商品券やお買い物券を使うことで、日々の出費が抑えられていきます。
◎優待選びを家族で話すのも楽しい
「今度はどこ行く?」「ここのカレーおいしかったよね」など、ちょっとした家族会議のようになります。
◎売却資金で新たな優待株を探す楽しさ
「損切りせずに含み益のある銘柄を卒業させて、新しい優待探しへ」という良い循環が生まれています。
まとめ:小さな工夫で、毎日に「お得」と「楽しみ」を
お金持ちじゃなくても優待生活は始められます。
日常の中に“ちょっとした非日常”を感じられるのが、株主優待の魅力です。

今後も具体的な優待エピソードを、記事としてご紹介していく予定です。
ぜひまた読みにいらしてくださいね。
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